女性の社会進出が増すと、
ますます「卵子凍結」が必要とさてれきます
東京都は2023年9月に
「卵子凍結に係る費用への助成」
「凍結卵子を使用した生殖補助医療への助成」を開始しました。
「卵子凍結」は18歳から39歳までの女性で、
「凍結卵子での生殖医療」は43歳未満の妻が対象になります。
つまり、結婚していなくても39歳までに採卵して卵子を凍結、
その凍結卵子で43歳までに(未婚ならば結婚して)生殖医療をおこなう。
この医療行為に対して助成金がでるということです。
*各自治体で対応が異なります。
採卵に向けて少なくとも3周期は必要
では、卵子凍結する場合、
今のままで凍結する卵子を採卵できますか?
より質の良い卵子を凍結するなら何をしないといけませんか?
卵子の発育は排卵の180日前から行われています。
血流の影響を受けるのが3ヶ月以上前、
ホルモン(FSH)の影響を受けるのが2ヶ月以上要します。
そうならば凍結卵子の採卵日からさかのぼり
生理周期で最低3周期前からの対応が必要となります。
鍼灸施術はこんなことができます
卵胞(卵子)をより良い状態にするためには
*卵巣への血流促進
*ホルモンバランスの安定
採卵に向けてこの2つを整えることで
卵胞の質と採卵の数を有利なものにできます。
この2つへ対応は鍼灸施術の得意とするところです!
1、緊張した身体を緩め、副交感神経(リラックス神経)を立ち上げます。
⇨ ホルモンバランスの安定、自律神経の安定
2、血液循環を促し、冷えを改善します。
⇨ 卵巣への栄養促進、卵胞の発育促進
採卵に向けて生理周期に合わせた施術が効果的
女性の身体はホルモンバランスが整っていれば
生理周期から状況を見て取れます。
採卵にに向けてターゲットにするのは卵巣(卵胞)になります。
なので卵巣に関わるホルモンの動きに対して施術を行うことで
卵巣への栄養促進、卵胞の発育促進がおこなえます。
“凍結”採卵に向けた施術
*排卵前の施術:排卵に向けて卵胞が大きくなります。
・卵胞ホルモン(エストロゲン)がピークとなり
卵胞への刺激が最大となるタイミングです。
*生理前の施術:卵子を放出した卵胞が退化します。
・卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)を
しつかり低下させるタイミングです。
・この二つのホルモンの低下で生理を迎えることに繋がります。
施術を行うタイミングは?
・採卵予定日に向けて生理3周期以上前から
上記タイミングでの施術をお勧めします。
*28日周期であればD12頃とD26頃になります(月に2回)
生理周期に合わせた鍼灸施術で
卵子凍結に向けた採卵に、より良い効果が得られます。