2024-03-14その他, 妊活講座

卵子凍結費の助成、東京都が申請者全員に支給へ　当初想定の9倍超

3月11日月曜日、
朝日新聞デジタル転記のYahooニュースから。

「卵子凍結費の助成、東京都が申請者全員に支給へ　当初想定の9倍超」

先日、妊活鍼灸の施術を受けている方から
「オープンチャットで、“東京都は卵子凍結の助成があってズルい”
　なんて書いてあったんですけど、私も使えるのですか？」
と質問がありました。

結論から言うと「使えません」。

そもそもこの方、体外受精で採卵して受精卵を確保していて
胚移植のための体調管理として鍼灸施術を受けています。

いろいろな情報が絡まっているようなので
簡単にポイントだけ記しておこうと思います。

まず、「卵子」凍結です。受精卵(胚)ではありません。
都内の18〜39歳の女性で、結婚しているか否かは不問です。
都が決めた条件があり、最長5年の支給期限があります。
日本産科婦人科学会は「基本的に推奨しない」。

ポイントはこんなところでしょうか。

以前のブログでも書いていますが、
都が決めた条件が以下です。
https://iizuka-minin.com/2023/12/27/001-187/

当初の支給見込み(300人)の9倍超の2855人が
助成を受けて卵子凍結したと言うことです。

対象者の中では
「高齢層にあたる35～39歳が約53%を占める」そうです。
やはり高齢層が関心が強いという事でしょう。

女性もキャリアが増えるとライフスタイルが変わり、
人生設計も変わってくるわけで、
これはどんどん低年齢にも広がっていき
若い時に卵子凍結というのが当たり前になってくるようです。

妊活や不妊に対応する施術メニューに加えて
「卵子凍結」に向けた施術メニューを作らないといけないですね笑。

東京都が動き出すと他の自治体も動き出します。
ますます関心が高まっていきます。

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