不妊治療の保険適用の話題がネットのニュースにあがっています。

2022.01.27
その他, 不妊の原因フィジカル, 体外受精

ここ数日、不妊治療の保険適用の話題が
ネットのニュースにあがっています。

・人工授精・体外受精・顕微授精
・胚移植・胚培養・胚凍結保存
・採卵・精巣内精子採取

以上が4月から保険適用の対象となります。

「着床前検査」は適用にならないようです。

そもそも保険適用に賛否がありましたが
菅前総理の政策で実現されました。

妊娠を望む夫婦には経済的負担が減ることで
積極的に妊活を行えるのではないでしょうか。

見たくない情報かと思いますが、
あえて不妊治療(体外受精ART)の妊娠率を記します。
2018年のデータになります。
40歳で妊娠率は約15％、生産率は10％、
技術の進歩で少し上がると思いますが、これが実状になります。
世界トップレベルの医療を行なっている日本の
体外受精の妊娠率です。

これを理解したうえで不妊治療を考えて頂きたいと思います。

この妊娠率を少しでもあげるなら
同じことをやっていてもダメだということ。

病院・クリニックでの不妊治療は
精子・卵子の細胞へのアプローチが主になります。

また、母体に対しては、ホルモン値を指標としますが
それ以外の対応はされません。

細胞を育む母体のケアは重要視されていないと感じます。

さらに、不妊治療として採卵(採精)を行うまで、
受精卵を移植した後、にも意識を向けるべきだと思います。

そこにはどんな生活をしているかも重要になります。

食事・睡眠などの不摂生や
仕事や人間関係の強度のストレスなど
母体のフィジカルとメンタルも妊娠への負の要素になります。

不妊治療という処置にばかりとらわれず
生活や環境も妊娠には重要な要素です。

ネットのコメントには５年の不妊治療で
1000万円を費やしたとの書き込みもあります。

確かに不妊治療は妊娠の補助になりますが
それが全てではないことを
保険適用になる際に改めて考える必要があると思います。

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