2021-08-28その他, 妊娠報告, 妊活鍼灸, 産活

妊娠報告　しかし「稽留流産となってしまいました」

残念な妊娠報告をいただきました。

「妊娠し、心拍確認まで行ったのですが、
　稽留流産となってしまいました。」

41歳、主婦、5歳男児あり。

第二子希望で6月に体外受精の移植を前に
鍼灸施術を開始し、二度目の施術後連絡がなくなり、

今日、久しぶりの連絡が妊娠報告と流産報告でした。

この方には、以下の事を伝える前に施術に来なくなってしまい
このLINEをいただいた事で大きな後悔となりました。

よくあることなのですが、
妊娠すると鍼灸施術をやめてしまいます。

“妊活”が鍼灸施術の目的となっている場合
目的が達成すれば必要ないと考えてしまいますが、
実は妊娠してからが鍼灸施術がより大事になります。

妊娠は体の機能が一気に変わる事象です。
自律神経やホルモン活性、血流などが
全て妊娠モードに変わるわけです。

病院から処方される血中のホルモン量だけ調節すれば
妊娠が継続するわけではなく、

細胞分裂に必要な栄養を消化器から吸収したり、
呼吸器から血液に酸素を供給したりと
母体の機能をフル回転する必要があります。

そんな体の変化を促し機能を亢進させるには、
婦人科系の経絡を始め消化器系・呼吸器系の経絡などを使い
体の機能を高めることのできる鍼灸施術は
出産までの“産活”には“もってこい”なのです！

悪阻がひどく会社を休んでしまう程の場合は
鍼灸施術どころではないのですが、

動ける程度の悪阻であれば
安定期までは鍼灸施術継続することをお勧めします。

鍼灸施術は妊娠にするまでも大事、
妊娠してからはもっと大事な施術になります。

“妊活””産活”の体の機能高めるために
ぜひ鍼灸施術を活用してください。

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