妊娠報告「本日判定日(７日目)にて、陽性判定を頂きました。」

妊娠報告をいただきました。

「本日判定日(７日目)にて、陽性判定を頂きました。」

36歳、パート(販売)。

体外受精で採卵を１回行い、2個の胚盤胞を確保。
1度胚移植を行いましたが、妊娠に至りませんでした。

残りの胚盤胞を移植するにあたり、
他にできることは無いかとスマホで検索したところ
妊活に鍼灸施術が効果的と知ったとの事。

ただ、既に胚盤胞移植の日程が迫っており
胚移植後のみ鍼灸施術を受けるれる状況の中で
当院にご予約を頂きました。

＊本来は胚移植に向けて生理後、移植前、移植後での
鍼灸施術をお勧めしています。

胚移植後の施術目的は身体の緊張緩和と
下肢、子宮への血流促進で着床を促すことです。

肩凝り等で鍼灸施術の経験があったことから
鍼灸施術に加えて、背部の指圧整体、耳ツボ施術、
着床イメージ画像など、当院でのフルスペックで対応しました。

結果的に、体外受精の胚盤胞を移植した翌日の朝に１度、
鍼灸施術と他の施術を行い７日後の判定日に、

冒頭のLINE報告を頂く事ができました。

採卵で複数個の胚盤胞が確保できた場合、
グレードの良い方から胚移植することが通常となっていますが、

その考え方が本当に正しいのか疑問を持っています。
また、グレードが良いと言われている胚が
本当に妊娠しやすいのでしょうか。

あくまでも私の印象ですが、複数個の胚盤胞があった場合、
初回の胚移植で妊娠する方は少ないように思います。

ホルモンのバランスを含め、身体の状態により
妊娠の可否に繋がると思いますが、
なら、グレード云々で胚の移植の順番を決めるのも
不合理なように思えてきます。

＊数回目での妊娠なら
グレードの低い胚での妊娠になるからです。

採卵に臨む方は少しでもグレードの良い胚を、と
一生懸命になっていますが、どの胚でも貴女の分身です。

採卵後、先ずは身体を整えて、心穏やかに胚盤胞を迎えて
着床・妊娠に繋げていただきたいと思います。

「胎嚢形成を促す施術はいつ頃がよろしいでしょうか。」

当院では陽性判定後、胎嚢確認の検診の日程の中間あたりで
鍼灸施術を受けるように勧めています。

施術目的は身体の緊張緩和になりますが、
結果的に胎嚢形成につながると考えています。

また、心拍確認に向けても施術をお勧めしています。

妊娠は病気ではありません。
母体が健康で身体の機能が整っていれば
妊娠が継続するように出来ています。

鍼灸施術がお役に立てれば嬉しい限りです。

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