2022-11-18その他, 不妊の原因メンタル, 男性不妊

ご主人さまは、あなたの妊活を理解していますか?!

鍼灸施術で妊活のお手伝いをしていますが、
もちろん男性へのサポートもしています。

先日もご自身で「男性不妊」と考えて
カウンセリングと鍼灸施術のご予約をいただきました。

「男性不妊」の場合、器質的な問題がある場合は
鍼灸施術でどうこう出来る訳ではなので
第一選択は“泌尿器科”になります。

先ずは一度、精液検査をしないと始まりません。

この方は奥様が妊活中でクリニックを受診しており
何度か採精の経験があり、検査の結果
精液量と運動率に問題があるようでした。

数ヶ月の期間がかかりますが、精子(精巣)は再生力があり、
この項目なら体調管理と生活習慣の改善できるので
鍼灸施術でサポートを開始しました。

ただ、奥様の妊活状況を確認しても
話がチグハグでどうもしっくりきません。

Q：「体外受精で奥様の採卵はいつでしょうか？」
A：「？わかりません、先月は○日に精子を採りました」
Q：「凍結してある胚はありますか？」
A：「？わかりません、胚、ですか、卵子じゃなくて」
Q：「体外受精ですよね？」
A：「・・・体外、ハイ？」

奥様は体外受精ではなく「人工授精」の処置を受けていました。

私は体外受精と確認して話をしていたのですが、
人工授精とわかったのが施術終了間際でした。
(とはいえ施術内容が変わる訳ではないのですが…)

この方は人工授精と体外受精の区別が付いていませんでした。
実はこの区別がつかない男性はたくさんいます。
(じゅせい・という漢字も異なる字を使います)

人工授精と体外受精、
男性側では採精の行為は同じですが
女性ではその処置に雲泥の差があります。

処置の内容は省きますが、体外受精はとにかく痛いです泣！
(出産より痛くないと言われていますが汗)

不妊治療をしている女性の皆様、
ぜひ男性に妊活の状況をお話しして下さい。
辛い、怖い、痛い、苦しい気持ちを伝えてください。

奥様が不妊治療をしている男性の皆様、
女性の状況を積極的に理解して寄り添いましょう。
人工授精も体外受精も男性の対応は同じですが、
採精に際してはぜひ気持ちを奥様に向けて下さい。

妊娠の基礎はご夫婦です。
妊活状況のご夫婦での共有は非常に大切です。
気持ちが同じ方向に向かなければ事は為せません。

お二人の気持ちが通ずればきっと良い結果に繋がります。

男性の妊活も積極的にサポートしています。
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