2022-06-03妊娠報告, 妊活鍼灸

妊娠報告　「実はこの度無事妊娠に至りました！」

妊娠報告をいただきました。

33歳、公務員。
タイミング法・人工授精を
６回ずつ行っても妊娠に至らず、
病院を変えるタイミングで鍼灸施術を開始。

初診が令和元年12月で、
ちょうどコロナ騒ぎの始まりの時期で
この間、この方にはいろいろなことがあり
妊娠まで約2年半を要してしまいました。

淡々とした性格で、
自分のできる妊活は積極的に行なっていました。

体の冷えも強かったのでお灸を勧めましたが、
自分には「足湯」が向いていると考え
毎晩しっかり温めることで体調を整えていました。

職場の環境にも注意して、
連休明けの朝の室内の寒さを考慮して
午前休をとるほどに気を使っていました。

鍼灸施術開始後も何度か人工授精をしましたが、
ご主人のコロナ感染や本人の体調不良などもあり
施術の間を空けることもありました。

当初からご主人側の精液検査に異常があり
調整しながらの人工授精でしたが
体外受精へのステップアップを決断。

体外受精も２度の採卵・移植でも妊娠に至らず、
それまでやらなかったご主人の治療（手術）をするため
泌尿器科併設の病院へ転院となりました。

ご主人の治療後、体調回復を数ヶ月待って、
改めての採卵でしたが、その時に止血不全のトラブルが発生し
輸血が必要となる入院騒ぎとなり、体調回復までにさらに３ヶ月。

鍼灸施術も体調回復のため適度におこない、
春先にやっとの思いで胚移植になり
その採卵時の１個の胚盤胞で妊娠。

冒頭のLINE連絡となりました。

入院騒ぎの最後の採卵の痛みや苦痛がトラウマになってしまい、
「この移植でダメなら妊娠を諦めます」
とまで言っていました。

よほど苦しかったことと思います。

色々近くで見ていましたから
今回の妊娠の報告が本当に嬉しかったです。

そんな状況を思い返して感じたことですが、
ご主人側に問題がある場合は
最優先で対応することをお勧めします。

男なんてバカですから
変なプライドがあるんです汗。

それのせいで無駄な時間ばかりを浪費して
結局、痛みや辛さを被るのは女性なんです。

当院の問診票には
「ご主人は妊活に協力的ですか？」
という質問がありますが、皆さん「はい」と答えます。

実は、女性側が勝手に思っているだけかも知れません。
男性にはぐらかされる場面もあるかも知れませんが、
しっかりとした話し合いは是非早めにしてください！

不妊原因の約50％は男性側にあります。

妊活を始めるなら、先ずは
子宮卵管造影検査(女性)と
精液検査(男性)は必須と考えて下さい。

長い妊活となってしまったこの方ですが、
本当によく頑張りました。

普通なら途中で止めてしまう状況だったと思います。
続けることは難しいですが、
やはり続けることが大切なんだ、と
学ばせていただきました。

私も、少しでも多くの方に、少しでも早く
赤ちゃんがやってくることを願いながら
鍼灸施術を続けていこうと思います。

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