2021-11-24その他, 産活, 男性不妊

妊活と「高層階症候群（高層階病）」

オープンLINEに
妊活と高層階居住についての書き込みがありました。

少し前の記事ですが
IKURICHというサイトの記事を紹介させて頂きます。

https://ikurich.jp/high-floor-infertility/

「医学的な正式診断名ではありませんが、
高層階に住むことによって生じる様々な病気のことを
「高層階症候群（高層階病）」と呼んでいます。」

私も初めてこの記事を見たのですが、
以前から危惧していたことについての記事なので
この意を得たり、みたいな感じでした。

高層階での生活で不定愁訴が多いことは知っていました。
また、植物も育たなかったり花も長持ちしないと
聞いたことがあります。
（植物が育たないところに住むということです！）

そんな環境は、妊娠に影響がない訳が無い！と思っていました。

「海外では、高層階に住むことと流産率の関与が認められており、
イギリスやアメリカの一部の州では
4階以上の物件に子供がいる家族が居住することを法的に制限しています」

これ、日本じゃ絶対に取り上げられないですよね。
不動産屋から営業妨害だと言われかねないですから。

私は結構気圧に敏感で、
デパートの地下通路からエレベーターに乗って
10階程度の高層階行くと耳が痛くなります。

30階ほどのマンションにお邪魔した時は
真面目に頭が痛くなりました。
（これを毎日外出時に感じるわけです…）

標高の高ところに住むのとは訳が違いますよね。
日常的にエレベーターで昇降する訳ですから。
ある意味、不自然な環境です。

そりゃ眺望は素晴らしいと思います。
東京の夜景を独り占め、みたいな。。

東洋医学には“気”という概念があります。
この高層階居住には「空気」が関与していそうですね。

水の中にも水圧があるように地上には気圧があります。
高層階では地上より気圧が低くなるわけです。

人の自律神経はお天気の気圧によってもバランスが崩れるわけで
地上より高層階の方が崩れ度合いが大きいことは
容易に想像できます。

妊娠は“卵子”が“精子”を受精すれば成立するわけではありません。
天・人・地など自然の“気”も関与してきます。

病院・クリニックの不妊治療ばかりに依存しすぎて
自分の生活環境を無視していては
なかなか妊娠につながらないと思います。

「6階以上に住む33歳以上の妊婦さんの流産の確率は44%。
約7割が流産の経験をしていることが分かっています。
妊婦さんの年齢が上がるほど、高層階に居住することで起こる
流産の確率が上がってしまうということなのです。」

この数字には驚きました。
妊娠しても「不育症」となる原因がここにもあるのかも知れません。

これは母体である女性に限ったことではありません。
男性の精子にも影響があることも安易に想像できます。
（高層階と精子の運動率なんてデータは見たことありませんが）

実際、当院で30階という高層階に住んでいた方が
体外受精の処置とともに鍼灸施術を行なっていましたが、
妊娠に繋がりませんでした。40代でした。

ただ、年齢が上の方ほど高層階に住んでいることが多いです。
（経済的に余裕があるということですが・・）

地方ではあまり拘ることではないでしょうが、
都会に住んでいる場合の住居環境は
妊活・不妊治療をする場合には
重大な問題であると認識する必要があると思います。

もし、記事の「流産の確率44％」を注視するなら
５階以上は住まない方が良さそうですが、

あなたはどのように考えますか。

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