妊活 基礎体温「高温期で37.5℃」

＊ “不妊”という言葉を使わないようにしています。
　 言霊ってありますから、そうならないように。
　

今日、未妊治療(鍼灸施術)に来た
Tさんに聞きました。

私：「今朝の基礎体温はいくつでしたか？」

Tさん：「高温期で37.5℃でした」

施術の時には皆さんに当日朝の
基礎体温を聞くのですが、
断トツに高い体温でした。

もちろん風邪などひいているわけでもなく
体調が悪いわけでもなく、
低温期でも36.8℃くらいとのことで

もともと基礎体温のベースが
高い身体ということです。

そこで、こんなこと聞いてみました。

私：「食べ物で何か好き嫌いありますか？」

Tさん：「特にないですが・・。」

私：「お酒飲みますか？甘いものとか？」

Tさん「あー、甘いもの食べないです。
　　　ケーキとかアイスとか、冷たいものも苦手です」
　

これですね。
甘いものは性質として身体を“冷やし”
冷たいものは物理的に体を“冷やし”ます。

この二つを控えていることで
基礎体温のベースが高いのだと思いました。

そもそも、妊活をされている方の
基礎体温は総じて低いです。
中には低温期でも35℃台という人もいます。

基礎体温が低い人は無意識に
身体を“冷やす”食べ物を
摂っているのではないでしょうか。


私：「生野菜は食べますか？」

Tさん：「時々食べますが、夕飯は鍋が多いです。
　　　　週に3回くらいは鍋です、笑笑。」
　

これも凄い！
料理が苦手で、鍋は簡単だからと言っていましたが
妊活においては最高の食事ではないでしょうか。

季節的なこともありますが
野菜、根野菜、肉、魚介、等々

しっかり栄養も取れるし
何より内臓を温め、血流を促します。

意識してもなかなかこのようにはならないですが
無意識で出来ているのは素晴らしいです。
（単に嫌いなものと、苦手なものが重なった？）


Tさんは細身で、体温の低そうな雰囲気ですが
食事を聞いたことで基礎体温の高さを理解できました。

もちろん基礎体温が高ければ良いということではなく
他の方が低すぎると感じています。


身体の中で活性するホルモンには
「至適温度」があります。

最適の温度でなければ十分活性せず
機能が成り立たないということです。

血液検査で良くホルモン値などを調べますが
量も大切ですが、機能しているかどうかは
もっと大切なことです。

基礎体温が低い状況では
ホルモン活性も低いと考えられます。

妊活においては基礎体温が低いことは
何一つ良いことはありません。
（生理不順や多嚢胞性卵胞にも関わる？）


Tさんは33歳で、妊娠を希望して10ヶ月。

生理も順調なのになぜ未妊治療を？

首や背中の緊張が強いので、
仕事によるストレスが多いのかも。

これが緩和されれば妊娠に繋がるでしょう。


私：「スイーツのお店によく行列ができてますよね」

Tさん：「信じられません、列んでまで食べるなんて・・」

あなたの妊活に「スイーツ禁止」
取り入れてみますか？
（ストレスになっちゃいますか笑）


食事に気をつけることで
良好な体内環境を作れて（ホルモン活性）
より妊娠につながるのではないでしょうか？


妊活に内臓を冷やさないことも大切ですが
ツボへの熱刺激も効果的ですよ。

「お灸」をお勧めしています。

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飯塚祐正　【未妊治療】いいづか鍼灸指圧治療院 子宝鍼灸師

いいづか鍼灸指圧治療院の飯塚祐正です。
当院で治療を行うと、妊娠率は一般妊活の倍以上。

“不妊”じゃない！
未だ妊娠していないだけ “未妊” です。
鍼灸施術で妊活中の方の体質改善に積極的に取り組んでいます。
鍼灸指圧師、柔道整復師、臨床検査技師　医薬品登録販売者
青年海外協力隊OB